換気システム
ダクトレス第一種 熱交換換気システム
思いっきり
深呼吸できる空間
を作る
気密性と断熱性、この2つの性能と切っても切れない関係なのが換気システムです。
気密性や断熱性を高めると、外部と室内が明確に分けられるため、どうしても室内の空気は滞り気味になってしまいます。
換気すればいいのでは?たしかにその通りですが、そう簡単な話でもありません。
空気を入れ替えるということは、同時に熱も移動するということです。
せっかく暖めたり冷やしたりした空気を外に逃がしてしまっては、元も子もありません。
そこで、必要なのが熱の移動を最小限に抑えつつ、室内の空気を入れ替えること。
さらに換気には、シックハウス症候群やアレルギー物質から体を守る役割もあります。
このような、多角的な役割を担う換気には高性能なシステムが不可欠なのです。
私たちさいが設計工務は、熱交換を行いながら計画的に換気をコントロールする「第一種熱交換換気システム」を標準採用しています。
第一種熱交換換気システム
「ヴェントサン」
高気密・高断熱住宅に適した高性能換気システム
ドイツ生まれのヴェントサンは、室内の環境を最適化する独自の熱交換技術と、ダクトレスでメンテナンスの容易な設計が融合した高性能な換気システムです。
適切な換気環境を経済的に実現し、快適な生活をサポートします。
全世界で40万台以上の実績があるヴェントサンにより、高気密・高断熱の住宅でも安心して快適な空間を享受できます。
4つの特長
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換気システムは主に3種類
1990年代から2000年頃にかけて、住宅の気密性・断熱性が飛躍的に向上しました。
それとともに、シックハウス症候群やアレルギーの問題が発生し、社会問題ともなったのです。
そこで、2003年に建築基準法が改正され、すべての住宅に24時間換気を導入することが義務化されました。
換気システムは主に第一種換気、第二種換気、第三種換気の3つに分類されます。
第一種換気は、給排気ともに機械(ファン)で行います。
気密性の高い空間であっても計画的に換気をコントロール可能です。
第二種換気は、給気を機械、排気は自然排気で行います。
給気のみ機械で行うため、清潔な空気を必要とするクリーンルームなどで主に採用される換気システムです。
第三種換気は、給気を自然給気、排気を機械で行います。
もっとも一般的な換気システムで、設置コストが低く抑えられる点が魅力です。
第一種から第三種までそれぞれに適した環境、メリット・デメリットなどありますが、高気密・高断熱住宅に適した換気システムが第一種換気システムです。
給気と排気ともに機械(ファン)で行うことで、気密性の高い空間でも空気を滞留させず常に清潔に保てます。
また、さいが設計工務が採用している全熱交換換気システムであれば、排出する室内の空気の熱(温度+湿度)を利用し、外から取り入れる空気を暖めたり冷やしたりできます。
つまり、優れた換気システムにより室内温湿度の変化を最小限に抑えることで、エアコンなど冷暖房機器の効率を最大限に高めることができるのです。